プロボウラーになるには

日本では競技人口が1,010万人以上ともいわれるボウリング。多くのボウラー達の目標のひとつにあるのが「プロボウラー」です。
自身のボウリングを極めたい、自分の腕がどこまで通用するか試したい。またはボウリングに携わる職業のひとつとして、多くの人々にボウリングの楽しさを広める為にと、その動機は様々ですが、プロボウラーの証であるプロワッペンを目指して、毎年多くの選手がプロボウラー資格取得テストを受験します。
プロボウラー資格取得テスト、通称「プロテスト」について、合格の基準などご説明します。

[プロテスト受験の流れ(2024年度) ]

1. 受験申請をする
毎年2月頃にプロテスト実施要項と申請期間について当サイトにて発表します。受験申請は、JPBAオフィシャルwebサイト内「プロテスト」ページの申請フォームより申請し、受験申請期間内に提出書類を郵送します。
※ 受付締切日までに必着
(1) 誓約書 ※要捺印
(2) 住民票1通(3ヶ月以内に取得したもの)
(3) 推薦状(在籍5年以上のJPBA公認プロボウラー2名の推薦が必要)
(4) 証明写真3枚(縦4㎝×横3㎝)※マスク着用不可、写真の裏に必ず氏名を記入
※ 他18歳未満の受験生は「保護者同意書」、実技テスト免除希望者は「各団体推薦状」が必須です
※ 受験料を受験申請期間内に指定の口座へ振り込みます
その他、詳しくは実施要項をご確認ください

2. 第1次テストを受験する
第1次は実技テストです。4日間続けて行われ、男子は1日15ゲーム、計60ゲームで200アベレージ以上、女子は1日12ゲーム、計48ゲームで190アベレージ以上で1次テスト合格となり、第2次テストへと進みます。
なお2日目の時点の30ゲームのアベレージが男子は190(5700ピン)、女子は180(4320ピン)に満たない場合、3日目以降の受験資格を失います。

3. 第2次テストを受験する
第2次テストも実技テストで、1次合格者及び1次テスト免除者全員が西日本会場で2日間、東日本会場で2日間投球し、男子60ゲーム200アベレージ、女子48ゲーム190アベレージで実技テスト合格となり、第3次テストへと進みます。

4. 第3次テストを受験する
第3次テストは面接テスト、身体検査、筆記テスト 及び入会時研修 が行われます。3次テスト全ての内容について合格すると、晴れてプロボウラー資格を取得できます。

※ 資格審査委員会にて協議の上、受験要項が変更になる場合があります

[プロテストを受験しよう!]

プロボウラーになれば、各大会に出場し、成績に応じて賞金を獲得できます。またプロテスト終了後にインストラクター講習が行われ、公認C級プロ・インストラクター資格も取得できる為、ボウリング教室の開催やレッスンなどを行えるようになります。さらには雑誌、テレビなど各種メディアに登場するチャンスもあるかもしれません。
腕に覚えのある方は是非プロテストを受験し、ボウリング界のニュースターを目指しましょう!

実施概要